KO-ONくんの技術スタッフインタビュー~第1回~

こんにちは!

今回は、東京光音でフィルムやテープのダビング、修復作業をしている技術スタッフにお話しを聞いてみたので紹介するよ!記念すべき第1回目は、映像ダビング担当のスタッフのお話をお届けするよ。よろしくね!

普段、どんなお仕事をしているの?

主に磁気テープをクリーニングしたり、テープの映像をダビングしたりする作業をしています。

いつもたくさんの磁気テープに囲まれているけど、1年で何本のテープを分解しているの?

切断補修のための分解も含めると、年間100本ぐらいは分解しています。最近は新型コロナウィルスの影響か分からないけれど、テープの切断補修作業が増えてます。

1年で100本も!ダビング作業で一番大変だった作業は何ですか?

いちばんを選ぶのは難しいですね・・・。テープによって汚れ方とか状態が変わってくるので、どの作業も大変です。

フィルムと同じで種類や状態によって変わってくるんだね・・・。作業をする上で大切にしていることはありますか?

やっぱりクリーニング作業の質ですね。映像の仕上りは、クリーニング作業で変わってきます。だから状態によっては1本、1本手作業でキレイにしています。

そういえば僕もこないだ手作業でキレイにしているのを見かけたよ!泥だらけの磁気テープが手拭きでどんどんキレイになっててすごかったな!今後の目標は何かありますか?

クリーニング作業がもう少し効率的にできるように、今はいろいろと試行錯誤しています。どうしても手作業だと時間がかかってしまうので、可能なところから少しずつ機械の手も借りていけたらと考えています。

VHSテープって意外と長さがあるから、手作業で拭いていくのは大変だよね・・・。東京光音の「ここがすごい!」というところはありますか?

記録メディアに対する『真面目さ』『やさしさ』だと思います。普通は諦めてしまうような状態の記録メディアも、試行錯誤して何とか修復・復元しようとする、諦めない姿勢みたいなものが全社的にあると思います。

ホームページにも「あきらめない志」って書いてあるけどやっぱりそうなんだね!東京光音はどんな会社だと思いますか?

記録メディアに関する技術も、復元に取り組む姿勢についても、ある意味、変態だと思います(笑)。

変態・・・(笑)今日は貴重なお話ありがとうございました!

民生用から業務用テープまで幅広くダビング作業をしているけれど、どのテープも最初の「クリーニング作業」がとっても大事なんだね!

次回は音声ダビング作業の担当スタッフにお話しを聞いてみるよ!お楽しみに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です