KO-ONくんの技術スタッフインタビュー ~第2回~ (後編)

こんにちは!

東京光音でフィルムやテープのダビング、修復作業をしている技術スタッフにお話を聞いてみたので紹介するよ!今回は、前回に引き続き、音声ダビング作業担当のスタッフのお話をお届けするよ。よろしくね!

どうして映像や音に興味を持つようになったの?このお仕事をするきっかけは?

レコーディングの勉強をしていたことがあり、そのときにアナログメディアに興味を持ちました。

そうだったんだね~。じゃあ、とくに好きな記録メディアとかあったりするの?

思い入れがあるのはMDです。中学生の頃まで愛用してました。あの手のひらサイズが可愛くて…。音質はあまり良くないですが、そういうところも含めて懐かしさがあって好きです。

MDはテープやディスクと違って面白い形をしてるよね。
色もカラフルで僕も好きだな!
音声ダビング作業をするなかで
今までで一番印象に残っている作業はありますか?

癒着してしまった6㎜オープンリールテープのデジタル化作業です。劣化したテープはとても千切れやすいので、注意して剝がしながら補強用のテープで修復していきました。合計で3000mぐらいの長さを修復しましたが、無事に再生できた時は一安心しました。

さっ、3000メートル!? 3㎞分のテープを修復して再生できたのは驚きだね!まさにあきらめない志!技術スタッフのみんなの熱意が伝わってきたよ!ほかにも、東京光音の「ここがすごい!」ってところはありますか?

テープやフィルムがカビで真っ白になっていても、千切れてしまっていても、可能な限り復元するクリーニング技術は国内でも随一と言っていいと思います。

熱意だけじゃなくて確かな技術も東京光音の特徴だよね!社内を見渡すといろんな素材をクリーニングできるように、たくさんの機械や道具が置いてあるよね。スタッフさんが机に向かって真剣に手作業で修復やクリーニングしている様子をよく見かけるよ。それでは最後に、東京はどんな会社だと思いますか?

人数は少ないですが、その分スタッフ同士の距離が近い上に、それぞれが技術と経験を持っているので、互いに協力しながら尊敬し合える良い会社だと思います。

かっこいいな~。
それにスタッフさん同士とっても仲が良さそうだもんね
今度は僕も技術スタッフさんたちのお話にまぜてほしいな!

今回は貴重なお話しをありがとう!

2回に渡ってお届けした音声ダビングのお話楽しんでもらえたかな?因みに映画フィルム用のシネテープも音声ダビングのスタッフが担当しているよ。次回は映画フィルムのスキャニング作業の担当スタッフにお話を聞いてみるよ!お楽しみに!

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