中学生が職場見学に来てくれました!

先日、職場見学の依頼があり、都内の中学校から中学生たちがやってきました。
映画の仕事と聞いて、「ひょっとしたら新作映画とか見られるかも!」などと期待していたでしょうか…

最近ではYouTubeやサブスク配信など映像はネットを介して見るのが当たり前の時代となり、そもそも今時の中学生はフィルムやビデオテープを知っているのか!?などと考えていましたが、当日は皆さんとっても真剣にお話を聞いてくださいました。

中学生向けに、スライドを準備!

後日、感想を頂きましたので、少しだけ紹介させて頂きます。

・働く人達はみんな仕事を楽しみながら行っており、だれかを笑顔にさせるという点で、大変な手間があろうが、一つ一つを着実にこなしていく姿は、いつか大人になる自分にとってはとても大きな経験値になりました。

・自分のやりたいことを見つけて、今回の経験を生かし、自分の道をしっかり歩んでいきたいです。

・私も自分の好きなことに関われる仕事に就きたいと思いました。

・今回の企業訪問で働くことは誰かを幸せにするのとともに、自分のことも幸せにできることがわかりました。

・僕も好きなことを見つけてその仕事で働ければいいなと思っています。

「好きなことを仕事にしたい」と思ってくれた方が多いようですね。
社内やスタッフについて気になる方は、スタッフインタビュー(当ブログ)社内見学ツアー(youtube)をご覧ください!

視聴覚資料アーカイブ講座をリアル開催してきました!

先日、とある学校で「視聴覚資料アーカイブ講座」を行いました。

普段は、絵画や文書、木製品などの主に美術品の保存修復を学ばれている学生さんたちへ、映像資料や音声資料などの視聴覚資料やなかなか知る機会のない映画の世界についてお話をしてきました。

視聴覚資料のデジタイズ、映画・映像業界の話や水損資料の救済など多岐に渡り紹介しましたが、特にデジタルジレンマというデジタルデータの保存問題に関しては、視聴覚資料の保存には避けることのできない課題です。

記録媒体は、紙やフィルム、磁気テープ、さらにデジタルデータなど様々な形へと姿を変えています。これらの資料をどのようにして保存していくのか課題はたくさんありますが、「史資料をのこすこと」を考えるきっかけとなれば嬉しく思います。