第71回全国博物館大会と第49回全史料協全国(東京)大会に出展しました

11月15(水)~16日(木)に千葉県千葉市で開催された、第71回全国博物館大会に出展しました。

今回は千葉市文化センターでの開催となり、企業展示ブースにて出展を行った弊社ブースにも多くの方にご来場いただきました。

2025年問題が近づいていることもあり、今回はビデオテープに照準を当てて展示を行いました。
プレゼンテーションでも2025年問題についてお話させて頂き、多くの施設でビデオテープの保管等についてお困りになっていることを実感しました。

現地でも配らせていただきましたが、「視聴覚資料アーカイブ読本 第2版」は今回も大好評をいただきました!

ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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11月30日(木)~12月1日(金)は駒澤大学で行われた第49回全史料協全国(東京)大会に出展しました。

今年はオンラインと現地のハイブリッド開催となり、弊社も久しぶりに参加させて頂きました。

公文書館を始めとする本協会に所属されている施設の皆さんにも2025年問題を始めとするビデオテープの危機について認知して、関心を持って頂いたことを実感しました。

こちらでも配らせていただいた、「視聴覚資料アーカイブ読本 第2版」は大好評をいただき大変嬉しかったです!

ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

第70回全国博物館大会に出展しました

11月16(水)~18日(金)に高知県高知市で開催された、第70回全国博物館大会に出展しました。

今回は高知県立県民文化ホール、高知県立人権啓発センター、オーテピアと複数会場での開催ということでしたが、オーテピアにて出展を行った弊社ブースにも多くの方にご来場いただきました。

16日のプレゼンテーションでは「視聴覚資料の劣化と再生環境の減少」についてお話させて頂き、この反響も大きく、やはり多くの館で視聴覚資料の保存については切実な課題となっていることを実感しました。

また、新しくなった「視聴覚資料アーカイブ読本 第2版」の配布も大好評でした!

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まつもとフィルムコモンズさんによる活動紹介

この度、長野県松本市の市民団体「まつもとフィルムコモンズ」さんによる
地域映画製作のためのクラウドファンディングが開始されました!

松本の8mmフィルムを救済し、地域映画としてよみがえらせたい!

地域に眠る8mmフィルムを収集して一つの映画作品にする取り組みです🎬

我々も日々の業務の中で多くホームムービーに出会ってきましたが
そこには知らないはずの景色や人々が映されているのに、なんだか懐かしく感じる不思議な気持ちになります☺

この活動では過去の映像を懐かしむだけでなく、地域の子供たちや学生も参加することで活動を通して世代を超えた人と人のつながりが出来る点も非常に魅力的です。

クラウドファンディングのページでは、松本市のみなさんの活動の様子や三好監督による過去の作品についても紹介されています。

松本市の特色を感じる素敵なリターンもたくさんありましたので、ご興味のある方はぜひ一度覗いてみてください!

再生する機会も減り、再び見られることのないまま廃棄されてしまうフィルムも多くあります。このような家庭に眠る8ミリフィルムの現状も踏まえ、この活動が多くの方の元へ届くことを願っています😌🙏

6/24 YouTube更新のお知らせ

皆さま、お待たせいたしました!

YouTubeチャンネル「記録映画 お宝発掘プロジェクト」

謎解き⁉トレジャーハンターの第3回を公開いたしました😊

今回の舞台は高度経済成長期初期の頃の横浜港。

日本人が始めた『とある』ことや、当時の未放送映像まで60年前の映像から得られる学び、うんちく話満載でお届けします!

そして、東京光音のメインチャンネルにも新しく動画を公開しました!

記録映画のフィルムが直面している最大の問題である

『劣化』と『死蔵』についてお話しています。

記録映画保存センター様が行った調査の資料を基に、

フィルム保存の現状やアーカイブの課題についてお話しています。

フィルム資料をお持ちの方には特に見ていただきたい内容となっています🧐

是非ご覧ください!

次回の「謎解き 記録映画トレジャーハンター」第4回はどこが舞台なのでしょうか?

楽しみにしていてください😆

初夏のご挨拶

気温や天気の移り変わりが大きい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

弊社では引き続き、全国の貴重な視聴覚資料のアーカイブ作業に勤しんでおります。

また、皆さまにご好評をいただいているYouTube 東京光音チャンネルのサブチャンネル

【記録映画 お宝発掘プロジェクト】

を新たに開設しました。

お届けする番組は「謎解き⁉記録映画トレジャーハンター」

普段あまり脚光を浴びることがない記録映画の新しい楽しみ方です。

何気なく見ていることが多い記録映画を様々な角度から見ることで、そこから浮かび上がる謎や疑問を、学術的見地を交えながら解明していきます。

記録映画を見ることで得られる学びやうんちく話、サブカルネタまで盛り沢山。

是非、ご覧ください。

記念すべき第一回は、1933年に撮影された神奈川県の「湘南」の記録映画を取り上げました。

90年前の記録映画から見つかった、貴重なお宝映像とは…!!

↓第一回が見終わったらこちら↓

東京光音の公式YouTubeチャンネルでは第一回のダイジェストと、さらに深掘りした解説動画が投稿されています。

こちらもぜひご覧ください。

そして第二回は神奈川県から今の大河ドラマの舞台でもある「鎌倉」を取り上げました。

鎌倉時代には政治の中心となった土地。

60年前に作られた記録映画にはいったいどんな謎が潜み、どんな学びがあるのか。

つい人に話したくなるうんちく話」と「記録映画から得られる学び」をテーマに、今後も番組を展開していきます。

記録映画ってオモシロイ!と少しでも感じて頂けたら嬉しいです。

次回は何処を取り上げるのか楽しみですね😊

みなさんの故郷や、お住いの地域かもしれませんよ。

備えてますか?2025年問題

なんだか最近、広報スタッフさんブログさぼりがちじゃな~い?

年度末は何かと忙しかったんだよKOONくん…

さて、年も明けてあっという間の新年度、
相変わらずのコロナ禍ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は2022年2月22日、令和4年4月4日とゾロ目の年ですね。

なんてことは関係なくて
いよいよ2025年問題のリミットが迫ってきました…!

「2025年問題って???」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんので、今一度ご紹介します!

2025年問題とは

これまでの約60年にわたって映像の世界を支えてきた数々の磁気テープ。
そのテープを視聴するに必須な再生デッキは次々と生産が終了し、
ほとんどの機種でメーカーのサポートも終了しています。
機会は壊れるもの。さらに消耗パーツも多く使われており、
こまめなメンテナンスにより延命されている状況です。

しかし、多くの磁気テープが各所で保管されています。
再生デッキがなければもちろん磁気テープは再生できません。                          再生できないテープだけが残されてしまいます。

再生デッキが無くなる=テープに記録された映像を失うってこと!?

その通り!
その危機に直面するリミットが2025年とされているんです!

昨年の秋には国立映画アーカイブにて緊急フォーラムが開催され、多くの注目を集めました。
実は世界中で警鐘が鳴らされている深刻な現実問題でもあるんですよ。

皆さんも、映像が見られなくなってしまう前に、お手持ちの磁気テープのデジタル化をご検討くだサイ!

代表的な磁気テープ

中学生が職場見学に来てくれました!

先日、職場見学の依頼があり、都内の中学校から中学生たちがやってきました。
映画の仕事と聞いて、「ひょっとしたら新作映画とか見られるかも!」などと期待していたでしょうか…

最近ではYouTubeやサブスク配信など映像はネットを介して見るのが当たり前の時代となり、そもそも今時の中学生はフィルムやビデオテープを知っているのか!?などと考えていましたが、当日は皆さんとっても真剣にお話を聞いてくださいました。

中学生向けに、スライドを準備!

後日、感想を頂きましたので、少しだけ紹介させて頂きます。

・働く人達はみんな仕事を楽しみながら行っており、だれかを笑顔にさせるという点で、大変な手間があろうが、一つ一つを着実にこなしていく姿は、いつか大人になる自分にとってはとても大きな経験値になりました。

・自分のやりたいことを見つけて、今回の経験を生かし、自分の道をしっかり歩んでいきたいです。

・私も自分の好きなことに関われる仕事に就きたいと思いました。

・今回の企業訪問で働くことは誰かを幸せにするのとともに、自分のことも幸せにできることがわかりました。

・僕も好きなことを見つけてその仕事で働ければいいなと思っています。

「好きなことを仕事にしたい」と思ってくれた方が多いようですね。
社内やスタッフについて気になる方は、スタッフインタビュー(当ブログ)社内見学ツアー(youtube)をご覧ください!

視聴覚資料アーカイブ講座をリアル開催してきました!

先日、とある学校で「視聴覚資料アーカイブ講座」を行いました。

普段は、絵画や文書、木製品などの主に美術品の保存修復を学ばれている学生さんたちへ、映像資料や音声資料などの視聴覚資料やなかなか知る機会のない映画の世界についてお話をしてきました。

視聴覚資料のデジタイズ、映画・映像業界の話や水損資料の救済など多岐に渡り紹介しましたが、特にデジタルジレンマというデジタルデータの保存問題に関しては、視聴覚資料の保存には避けることのできない課題です。

記録媒体は、紙やフィルム、磁気テープ、さらにデジタルデータなど様々な形へと姿を変えています。これらの資料をどのようにして保存していくのか課題はたくさんありますが、「史資料をのこすこと」を考えるきっかけとなれば嬉しく思います。