まつもとフィルムコモンズさんによる活動紹介

この度、長野県松本市の市民団体「まつもとフィルムコモンズ」さんによる
地域映画製作のためのクラウドファンディングが開始されました!

松本の8mmフィルムを救済し、地域映画としてよみがえらせたい!

地域に眠る8mmフィルムを収集して一つの映画作品にする取り組みです🎬

我々も日々の業務の中で多くホームムービーに出会ってきましたが
そこには知らないはずの景色や人々が映されているのに、なんだか懐かしく感じる不思議な気持ちになります☺

この活動では過去の映像を懐かしむだけでなく、地域の子供たちや学生も参加することで活動を通して世代を超えた人と人のつながりが出来る点も非常に魅力的です。

クラウドファンディングのページでは、松本市のみなさんの活動の様子や三好監督による過去の作品についても紹介されています。

松本市の特色を感じる素敵なリターンもたくさんありましたので、ご興味のある方はぜひ一度覗いてみてください!

再生する機会も減り、再び見られることのないまま廃棄されてしまうフィルムも多くあります。このような家庭に眠る8ミリフィルムの現状も踏まえ、この活動が多くの方の元へ届くことを願っています😌🙏

6/24 YouTube更新のお知らせ

皆さま、お待たせいたしました!

YouTubeチャンネル「記録映画 お宝発掘プロジェクト」

謎解き⁉トレジャーハンターの第3回を公開いたしました😊

今回の舞台は高度経済成長期初期の頃の横浜港。

日本人が始めた『とある』ことや、当時の未放送映像まで60年前の映像から得られる学び、うんちく話満載でお届けします!

そして、東京光音のメインチャンネルにも新しく動画を公開しました!

記録映画のフィルムが直面している最大の問題である

『劣化』と『死蔵』についてお話しています。

記録映画保存センター様が行った調査の資料を基に、

フィルム保存の現状やアーカイブの課題についてお話しています。

フィルム資料をお持ちの方には特に見ていただきたい内容となっています🧐

是非ご覧ください!

次回の「謎解き 記録映画トレジャーハンター」第4回はどこが舞台なのでしょうか?

楽しみにしていてください😆

産経新聞様の取材を受けました

先日、産経新聞様より取材を受けました。

実際に弊社のダビングサービスをご利用いただいたお客様のお話と、映画フィルム・ビデオテープを取り巻く現状について掲載いただいています。

本日、7月7日(水)付の産経新聞の紙面にて、取材の内容が掲載されておりますので、是非ご覧ください。
また、産経新聞のWeb版にも7月3日(土)付で掲載されております。

【近ごろ都に流行るもの】「家庭映像が消滅の危機」8ミリやビデオ 今こそデジタル化を – 産経ニュース (sankei.com)

これからも大切な映像資産を未来へと繋ぐ活動を行って参ります。

映画の復元と保存に関するオンラインワークショップ 2021 に参加しました

2021年1月23日(土)に「映画の復元と保存に関するオンラインワークショップ2021」が開催されました。

映画・映像の復元と保存に関する最新情報や現状、今後の映像アーカイブの課題について共に考え、参加者同士のネットワークを広げ、次世代に活躍する人材を育成することを目的としたワークショップです。今回は新型コロナウイルス感染症拡大による影響を考慮し、オンラインによる開催となりました。

東京光音では、パートナーズとしてライトニングトークにて映像の復元、保存、映像アーカイブの基礎知識をご紹介いたしました。

その際の映像を是非ご覧ください。

ライトニングトーク

映像内で紹介がありました「視聴覚資料アーカイブ読本」は【こちら】から申し込みいただけます。映像資料の継承に於いて、貴重な資料の保全のために視聴覚資料に関する基礎知識を学ぶ上で本書をお役立ていただければ幸いです。

新聞で紹介されました

東京新聞さまより依頼を受けて、弊社にてデジタル化を行った際の様子が紹介されています。

元日の記事で実際に作業を行った貴重な映像も掲載されていますので、是非併せてご覧ください。

これからも大切な映像資産を未来へとつなぐ活動を行って参ります。

時代をつなぐ奥深きプロの技 作家・加賀乙彦さん父の戦前のフィルム修復の舞台裏

東京新聞 TOKYO web

さよなら、テレシネ

映画フィルムの映像をビデオ信号に変換する機械「テレシネ」。1980年代から近年まで映画フィルムの映像化の分野で活躍してきました。その中でもシンテル製テレシネは優れた画質クオリティと、フィルムらしい質感が得られるとの高い評価から世界中のプロの現場で使用されていました。

弊社も1986年にテレシネ業務を開始以来、歴代のシンテル製テレシネを導入してきました。周辺機器を合わせると1台1億円、モデルによっては約3億円もするたいへん高価な機械です。

現在、映画フィルムの映像化はビデオテープに記録することからデジタルデータ変換へと変遷し、フィルムスキャナーが主流となりテレシネは一時代前のものとなりました。最盛期には日本国内で10台以上稼働していたシンテル製テレシネも今では2台のみとなっています。その内の1台が弊社にあるURSA Gold(アーサゴールド)です。

このURSA Goldは1995年に導入、それから25年に亘りたくさんの映画フィルムを映像化してきました。残念なことに、先日、不運な要因が重なり故障、修理不可となってしまったのです。

これにより弊社の34年続いたテレシネ業務は終了となりました。今後はフィルムスキャナーによるデジタル化へと完全にシフトすることとなりました。

これからのデジタル化時代においても、これまでテレシネ業務で培った技術や知識、多くの経験が生かされてゆくことでしょう。

視聴覚資料アーカイブ講座 緊急番外編

KOONくん誕生秘話

光音ブログを語る上で欠かせない存在の「KOONくん」。今回はそんな彼の誕生秘話についてご紹介します。

誕生のきっかけは、弊社倉庫の片隅に保管させていたとある古いフィルム缶…ではなく、実は繁忙期に忙しすぎて疲弊していた技術スタッフの何気ない「落書き」でした。その何とも形容しがたい容姿はすぐに社内の人気者となり、一躍会社のマスコットキャラクターとして採用されるまでに至りました。

今では新キャラクターの「ひかりん」「おっとん」と共に、東京光音にとって欠かせない存在となっています。

今のところKOONくんに会えるのは弊社初台営業所や展示会等に限られていますが、今後の人気次第では皆さんの前にも現れる日が来るかもしれません。今後もKOONくんの活躍を温かく見守っていただけると幸いです。