新年度を迎えて

こんにちは!新年度が始まったね、在宅でのお仕事が推奨されている状況だけど頑張っていこうね。

あまり外出できない今、手元の資料を改めて見直してみてはどうかな?

いつかやろうと思ってもなかなかできない整理整頓。新年度がきっかけになればいいな。

整理してみれば意外(!)な発見があるかも?

フィルムのアーカイブに最適なフォーマットの紹介①

こんにちは!今回は「DPX」の紹介だよ。

「DPX」っていうのは、フィルムのスキャニング作業をするための画像ファイルフォーマットなんだ。フィルム1コマの画に対して1枚の画像データになっていて、非圧縮の連番ファイルともいわれるよ!フィルムが持っている色とかコントラストとか映像の情報が失われないようにデジタル化できるんだよ。だから、フィルムをデジタルデータにして保存していくのに最適な形式なんだって! 

ただ、データ容量が大きくなってしまうデメリットもあって普段使いには向かないんだ。そこで、普段使いの運用用に「再生の容易な動画ファイル」を別に作って保存することを推奨しているよ。

詳しく教えてもらった内容によると

「DPX」とは

フィルムスキャニング作業のための画像ファイルフォーマット。kodakがフィルムを忠実にデジタル化するために開発したCineon形式をSMPTE(米国映画テレビ技術者協会)が企画として拡張したもの。ネガのガンマを、10bitログフォーマット(非圧縮)でRGBとして再現する。

ちょっと難しかったから、そのまま引用して載せておくね。

映画フィルムあれこれ

こんにちは!今年もフィルムなどの豆知識をお届けするよ。よろしくね!

前回レポートした映画フィルムの種類だけど、フィルム幅の他にもいろいろあるんだ。今回は「世代」と言われるもの。普段多く扱っているのはネガ(オリジナル)、ポジ/プリント(複製)、リバーサル。

その他にもマスターポジやデュープネガ、インターネガなどなど。詳しく知りたい方は「キーピングアーカイブス 第11回」で検索すると映画保存協会さんが翻訳した文献があるよ。

16mmフィルムさまざまな世代

世代が後になればなるほど複製を繰り返すことで画質や記録されている映像情報量が落ちるので、映画フィルムから高画質・高解像度な4Kデジタルデータにスキャニングするときはオリジナルネガなど若い世代のフィルムを使用するんだ。とってもきれいで鮮明な画質の映像になるよ。

東京光音では展示会などでオリジナルネガフィルムからの4Kスキャニング映像を上映しているよ。機会があったら是非見てみてね!

ビデオテープはもっといろいろ

今日はビデオテープのお話だよ。

映画フィルムもいろいろな種類があるけどビデオテープはもっといろいろあるよ!ビデオテープの歴史は60年くらい。大きく2つに分けると業務用と民生用が作られてきたんだ。代表的なテープの種類は、業務用では1インチやU-matic、ベータカムシリーズなどだよ。民生用ではVHSやベータマックス、8ミリビデオなどがあるよ。

代表的なテープ類

もっともっとたくさんの種類があるけど、詳しくは東京光音HPの”テープの種類”を見てね!http://www.koon.co.jp/ichiran.html

実はビデオテープが今直面している最大の問題は再生する機械がどんどん無くなっていることなんだ。もう製造されていないし、故障してしまったら部品がないので直せない!近い将来テープがあっても再生する機械が無い事態になることが確実視されているようだよ。東京光音ではほぼ全ての種類のビデオテープの再生機を動く形で保有しているんだ。

2025年問題チラシ
1/2オープンリール

でも壊れてしまったら直せないものもあるので、再生機が動くうちにテープからデジタルデータに変換してアーカイブすることをおススメします。

希少な映画フィルムたち

今日はこれまで東京光音で取り扱ってきた様々な映画フィルムの中でも希少なフィルムについてレポートするよ!

・17.5ミリフィルム

日本では1930年代半ばから1940年代にかけて普及した映画フィルム。

http://www.koon.co.jp/17_5mm.html

・28ミリフィルム

小型映画の創成期に誕生したフィルム。

http://www.koon.co.jp/28mm.html

この他にも8.75ミリフィルムや22ミリフィルム(別名エジソンフィルム、画像が3列並んだ形式の非常に珍しい映画フィルム)などがあったんだよ。22ミリフィルムは現物があったんだけど現在行方不明なので見つかったら写真をUPするね。

これらの映画フィルム再生機(映写機)はないので、テレシネ機を改造、スプロケットなど必要な部品は知り合いの町工場に頼んで作ってもらって無事映像化したんだ。

フィルムっていろいろある

東京光音で普段どんな資料を扱っているのかレポートしていくよ。

今日は映画フィルム。映画フィルムは120年以上の長い歴史がある映像記録媒体で、その年月の中でいろいろな種類のフィルムが生まれたんだ。今回はフィルム幅の種類を紹介するよ。主なものでは、一番多く残されているのが16ミリフィルム。その他に35ミリフィルムや8ミリフィルムがあるよ。🎞

16ミリフィルムは硬い紙でできたファイバーケース、35ミリはスチール缶またはアルミ缶、8ミリは紙のケースや透明なプラスチックケースに入っているものが多いんだ。参考にしてね。

16mmファイバーケース
35mmアルミ缶ケース
8mmプラスチックケース
8mm紙ケース

 

また、大正から戦前あたりまでの間に普及した中央に送り穴(パーフォレーション)がある9.5ミリフィルムというのもあるんだ。

9.5mmフィルム

詳しくは東京光 音HP、フィルムの種類を見てね。 http://www.koon.co.jp/ichiran.html

フィルムを原寸大で印刷できる一覧表があるので欲しい方は”フィルム一覧希望”とタイトルを入れて、info@koon.co.jpまでメールを送ってね。

東京光音では、これらのフィルムからDVD~最大5Kまでのデジタル化をする仕事をしているよ✨